FC2ブログ

浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

学びはどこまでも果てしなく楽しい

 今日は朝から渋谷に出かけて、専門的なウェイト版タロットの講座を受けてきました。

 前にも書きましたけど、今回 「タロット講座・大アルカナ実践編」 をやるにあたって、自分自身もっともっと今以上にスキルを積んでおきたかったのです。

 村野大衡先生だって、「これ以上、何を覚える事があるの?」 っていうほどの実力をお持ちなのに、謙虚にいろんな講座に通って上を目指していらっしゃるし、僕も負けていられないと思って…

 とはいえ、せっかく受講するのなら、自分にとってちゃんと意味のあるような、うんと内容の濃い講座を受講したかったのです。

 占いの世界は資格なんていらないから、開こうと思えば、その辺の本を読んだだけの初心者の人でも占い講座が開けますし、事実、本当にたくさんの占い講座がそこらあたりで開かれています。

 そんな中、何を基準に自分が学ぶべき師を選んだらいいかと言ったら、僕が思いつくに、出版されている本の内容とか、ホームページに書かれている文面ぐらいしかありません。

 まあ、そうはいっても、僕はあの日のブログを書いている時から、どの先生に習うかはとっくに決めていたのですが…

 それは、押しも押されぬタロット回の権威である伊泉龍一先生です。
 今、日本でこれほどまでに、タロットの歴史的背景が明かされているのは、伊泉先生の功績がすごく大きいです。

 たくさんの本を出されていて、もちろん僕は全部持っていますけど、その中でも 「タロット大全」 という、電話帳みたいに分厚い本は、最高の名著ですね。

 タロット大全(伊泉龍一著・紀伊國屋書店刊/4860円)

 僕は、この本を3回ぐらいは、頭から繰り返して読んでます。
 巻末の細かい注釈まで…

 そして、今日は3時間じかに伊泉龍一先生の講義を聞いたのですが、本当に深い内容の講義でした。
 そして、僕が望んだとおり、相当にマニアックです(笑)

 なるほど… ウェイト版のタロットの作者のアーサー・ウェイトは、こんな事を考えていたのか… みたいなのが、しっかりとわかりました。

 もう少し早く聞いておけば良かったと、後悔することしきりです。

 ちなみに、僕自身がやる 「タロット講座」 は、理論というよりも、実践面がメインになってきますけど、きちんとウェイトが意図したカードの意味をふまえる事で、さらに自分自身、理論武装をしておきたいというのもありました。

 でも正直な所、もっとタロットカードの事を知りたいという純粋な好奇心が一番大きいですね。
 なんだかんだ言っても、僕は占いが大好きですけら…

 ところが、このウェイト版のこと大アルカナに関して言えば、アーサー・ウェイトがカードに込めた真の意図を知るには、キリスト教とか、ユダヤ教とか、神秘主義とかグノーシス主義などの教義を最低限のみこんでおかないと、理解できない…

 アーサー・ウェイトという人を理解する上で、これが最低限の基礎知識なのですね。

 伊泉龍一先生の講座のすごい所は、こういった部分をちゃんとしっかり教えてくださる事です。

 伊泉先生は本当に博学で話も面白いので、夢中になって聞いている内に、あっという間に3時間が過ぎてしまいました。

 ちょっと小難しい話なんですけど、例えば、「神秘主義」 と 「スピリチュアリズム」 と 「オカルティズム」 というものを違いを明確に言える人は少ないと思います。
 正直、僕にも良く分かっていませんでした。

 一般的にどれもひとくくりに、「目に見えない不思議な世界に興味を持つ事」 みたく捉えられがちですが、この3つは全く異なる相容れない考え方で、その違いを知る事が、タロットの背景というものを知る鍵になる…

 そして、この3つの中の 「神秘主義」 というものを、正しく理解する事がウェイト版の理解につながっていくようです。
 頭がこんがらがってくるので、僕の講座の時には、かなり端折りまくって、すごく簡単にお伝えしようと思いますが…

 伊泉先生の講座を受けたら、タロットの知識がうんと増えただけでなく、いろんな宗教や思想体系みたいなのにうんと詳しくなれました。
 8回分の講座の全受講を申し込んだので、あと7回分、こんな濃厚な講義が受けられるのかと思うと、今から胸がワクワクします。

 学びはどこまでも果てしなく楽しい…

 本当に良い師匠に巡り合いました。
 もっともっと学んで、高みを目指していこうと思います!


クリックして頂けると、とっても嬉しいです(^^)
関連記事