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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

悪魔のカードの正体

 ワールドカップのギリシャ戦、惜しくも引き分けで終わってしまいました。
 さすが、守りのギリシャです。

 夢はかろうじてつながったものの、グループCの一番の強敵であるコロンビア戦で全てが決まります。
 皆さま、一丸となって応援しようではありませんか。
     まだ優勝の芽は摘まれていない!

 最近タロットをやっていて、悪魔のカードについて考えさせられるようになりました。
 ウェイト版の悪魔って、エリファス・レヴィの描いたおっかない悪魔の絵柄の影響を受けて、あんなおどろおどろしいものになってしまいましたけど、悪魔なんて必要以上に恐れない方が良いと思う…
(2013/12/21ブログ 「全てのものは感情が生み出した幻影」 参照)

 今から8年ぐらい前、都内の占いショップに勤めていた時、お客さま待ちの時間に、毎日自分の今日1日の運勢をタロットで占って、カードの出方を検証していた事があるんです。

 ある日、最終結果のカードに、悪魔のカードが出た事がありました。

 その日は、本当に近年になく最悪ですごく嫌な一日で、それ以来、僕にとって悪魔のカードはトラウマになってしまいました(笑)

 もちろん僕は、お客様の鑑定をする時に、この札が出てきたからと言って、必ずしも悪い札だという前提で鑑定する事はありません。

 例えば、「アバンチュールを楽しむ事で、恋愛がうまく行く」 みたいな恋愛の指南カードとして出ている事だってありますし…

 大切なのは、悪魔のカードを見て、その時に感じた一瞬のインスピレーションです。
 あくまでも…   狙ってませんよ(笑)

 もちろんこのカードが、「自分の邪魔をする悪意を持った人物」 を表して場に出る事もあります。

 ただ、最近ふっと、本当に根っから悪意を持った人物なんて、この世に存在するのかな… って考えるようになりました。

 もちろん、例えば、いきなり小学校に押し入って罪もない子供を大量に虐殺するような精神異常者は、事実この世に存在します。
 確かにあれは、許しすまじ 「純粋な悪」 と言えるのかも知れません。

 ただ、それはあくまでも、非常にまれなレアケースです。

 人生において誰しも、自分の目の前に、好ましく思えない人物が、敵として大きく立ちはだかる事もあるでしょう。
 ただ、その人が絶対的な悪かと言ったら、必ずしもそうとは言えない気がします。

 確かに感情的には、自分の大嫌いな人物である事には変わりないとしても…

 ただ、出会った時からそういう関係だったかというと、決してそうでもなかった気がするんです。

 にもかかわらず、なんでそういう関係になってしまったのかな… って昔を思い起こすと、僕は今ならわかるんですけど、お互いの事が信頼できなくなってしまったからではないかなって気がします。

 どっちが先にそうなってしまったのかはわからないけど、自分も相手の人に心を許せないし、相手の人も自分に心を許せないという疑心暗鬼の関係になってしまった…

 一旦このような関係になってしまうと、そう簡単には修復できません。

 でも今 反省しているんですけど、憎むべきものは人ではなかったなあ… って思う。

 ある意味、本当の敵は、相手の事を信頼できなくなってしまった、自分の心の弱さだったような気がします。

 悪魔というのは、その相手ではなくて、その相手との間に空いている間(スペース)の事を指すのかも知れない…

 だから基本、やっぱり人を憎まない方がいいし、あとは、人に都合の良すぎる期待をかけたり、依存したりしない方がいいです。

 その上で、よっぽどの場合は別としても、相手を必要以上に疑う事なく(もちろん、最低限のだまされない生き方はした上で…)基本は相手を信じる事から、全ては始まるんじゃないかなって気がするんです。


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