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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

カモワン・タロットとパリのエテイヤ

 今日のブログのお題、久しぶりに原点回帰してます(笑)
 いつもこのブログ、パリとも占いともまるで無関係の 訳わからない事ばっかり書いてますから…

 昨日、箱根神社に行った時、せっかく来たのだからと思って、おみくじを引いてみたんです。
 神社のおみくじって、だいたいは良い卦だから、読んで元気をもらって、自分の今のプロジェクトに全力を掛けようと思ったのですが、意外にも厳しいものが出ました。

 もし、凶がないとすれば、おそらく一番悪いであろう 「末吉」 で、「器に入らないような事を、無理やりに詰め込もうとすれば、器が壊れる」 って、書いてあったんです。

 丁度、自分の器に入り切らないかも知れないような、でっかいプロジェクトの計画を立てている真っ最中だったので、なんか思いきり、こん棒で頭を殴られたような気分でした。

 これが神様のメッセージなら、やっぱり今の計画は断念した方が良いのかな… でも、勝負を掛けるなら、このタイミングを逃したら後はないし、どうしたものかな… って、しばらく悶々としていました。

 とはいえ、心が悶々としていようとも、目の前の仕事は山積みだから、一つ一つ進めていくしかありません。

 今日の仕事の予定は、あるタロットカードについての歴史のリサーチをする事です。

 タロットの本に歴史を載せるとなったら、間違った事を書く訳にはいきませんから…

 そのタロットカードの名は、「カモワン・タロット」…
 タロット占いをやった事がある人なら、一度は名を聞いた事があるであろう有名なタロットです。

 今までに何度も、いろんな人からカモワン・タロットの名前を聞くので、メールでコンタクトを何度か試みていたのですが、まるでダメでした。
 とはいえ良く分からないまま、勝手な事を本に書く訳にはいかないですし、正直カモワン・タロットの事を書くのはあきらめていました。

 そんな時、あるお客様の鑑定をしていて、偶然にも話題にカモワン・タロットの名前が出てきたのです。

 それで僕が、「カモワン・タロットの事で、連絡を取ろうとしても、どうしても連絡が取れない」 という話をしたら、そのお客様がなんと、カモワン・タロットの事を知っているお友達に、すぐ連絡を取ってくださって、フランスのフィリップ・カモワン氏(カモワン・タロットの創始者)の代理人でもあるスキップ先生のメールアドレスを教えてくださったんです。

 早速、スキップ先生のメールアドレスにメールを打つと、すぐに代理の方から電話が来て、今日赤坂でお会いして、詳しいお話をお伺いする事になりました。

 あまりにも絶妙なタイミングに、トントン拍子に念願が叶ってしまい、驚くばかりでした。

 スキップ先生は、ヨーロッパのタロットのプロトタイプ(原型)の事や、マルセイユ・タロットとカモワン・タロットの関連性など、様々な事を教えてくださいました。

 マルセイユというのは、フランスの都市の名前のことですが、カモワンと言うのは、人の名字です。
 そして、タロットのプロトタイプ発祥の地は、イタリアのミラノ説だけでなく、フランスのマルセイユ説もある…
 どちらにしても、18世紀のパリの占い師・エテイヤの登場よりも、うんと古い話です。

 エテイヤは、これらのカードをマルセイユから取り寄せ、それを元に、自分のオリジナルタロットでもある 「エジプシャン・タロット」 を作り上げました。
(2012/3/18ブログ 「エジプシャン・タロット」 参照)

 いわゆるこれが、世界初の占い用タロットの誕生です。

 でも、実はこの元々のマルセイユ・タロット… こと、そのプロト・タイプの復刻版であるカモワン・タロットには、人の意識を覚醒させるような素晴らしいアプローチが組み込まれているという事を、僕は今日初めて知りました。

 今回、スキップ先生が、特別にカモワン・タロットの扱い方を披露してくださったのです。
 僕は、正直カモワン・タロットはどういう風に扱うのか知らなかったのですが、これはすごい…

 何か占って欲しい事を聞かれたので、箱根神社のおみくじを引いてから、悶々とくすぶっていた、新しいプロジェクトについて聞いてみました。
 これを自分で占おうとしても、今いち読めないし、ちょうどお願いしてみたかったのです。

 下の写真が、その結果…

カモワン・タロット

 カモワン・タロットの占い方は、一般的なウェイト版のタロットのアプローチとは全然違います。

 まずは、過去・現在・未来のカードを取り出し、逆位置の場合、その対策のカードを出す…
 僕の場合、過去が 「恋人・逆」、現在が「正義・逆」、未来が「悪魔・逆」 で、見事全部逆位置でした。
 相当に優柔不断になっているみたいです(笑)

 そして、大アルカナの絵柄の顔の目線の向きに次々にカードを並べていくんです。
 だから、何枚カードが並ぶかわからない…

 現在と未来は1枚ずつですが、過去は7枚も並んでいます。
 どうやら過去に、相当な紆余曲折があった事を表しているようです。
 このブログをお読みになっている人は、わかってくださるでしょう(笑)

 そして、女性のような感覚で感じる力が弱まり過ぎて、頭で考え過ぎる事によって、わからなくなっているという結果でした。
 そして、そこから抜け出すには、死神のカードと月のカードが暗示する、恐怖を感じてでもそこにぶつかって挑戦する事…

 あと、正義のカードと悪魔のカードは、自分の事にとらわれて何が正しいか考えるのではなく、大義の為になすべき事をなすという生き方をする事で、迷いがなくなるというメッセージでした。

 そういえば2日前、自分でもそんなブログ書いてました。
 (6/17ブログ 「義があれば、恐れるものなし」 参照)

 これをすれば、自分の器も大きくできるし、計画しているプロジェクトも進められそうです。

 スキップ先生と2ショットを撮って頂きました。
      スキップ先生

 パリのエテイヤは、マルセイユ・タロットの大アルカナを破壊して、全部自分流のタロットにしてしまったけど、エテイヤは何かを見過ごしていたのかも知れません。

 カモワン家の至宝のタロットの素晴らしい叡智をのぞいたような1日でした。

P.S.
 スキップ先生とお会いしたビルを後にして、大通りに出たら、偶然にも目の前が、この前来た日枝神社でした。

    日枝神社の前


 一週間前に参拝しようとここに来たものの、あまりにも人が並んでいたのであきらめたのでした。
(6/13ブログ 「いさぎよくあきらめる事も時には必要」参照)

 どうやらこの前とは、別の鳥居の前に出たようです。

 早速、境内に入って参拝しました。

    日枝神社境内
 すがすがしい神社です。

 それにしても、何だか不思議なものです。
 全てが仕組まれたようにうまく行くというか…

 できる限り精一杯の準備をしたなら、恐怖を感じながらでも、あとは運を天に任せて、突き進んでみようと思います。


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