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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

パリに行って変わった事

 パリに3週間滞在して、僕の内面で一番変わった事といえば、 「自分を好きになれた事」です。

 今まで、自分の事がとても嫌いだったのです。

 本当にいつも、「何で自分はこんなにダメなんだ」 って腹を立ててました。
 劣等感のかたまりでしたね。

 西谷先生のそばでお仕事ができるようになって、その劣等感も、だいぶ影をひそめましたが、それでもやはり根底には少し残っていました。
 自分の事、本当嫌いでした(笑)

 でも、パリの街が僕を変えてくれました。

 パリのブランシオン通り(Rue Brancion)を、長いフランスパンを抱えて、ハミングしながら歩いていると、パリの風景と自分が何気に絵になっている気がして、少しずつ自分の事が好きになれるようになりました。

 街角で、「Bonjour」 (ボンジュー)とあいさつすると、「Bonjour monsieur」(ボンジュー ムッシュ) と返してくれるパリの人達…

 そんな人との触れあいの中で、自分の事を、何だか、いとおしく感じられるようになってきたんです。

 これは、「ナルシスト」 と言うのとは、またちょっと違う気がします。

 うまく言えないけど、僕が好きになった自分は、自分であって別の人みたいな…
  やっぱり、うまく言えない(笑)

 映画のシーンの中で、大好きな名優を見ているように、自分を見ているような感覚というか… わかってもらえないかも知れませんが、そんな感じなんです。

 明石屋さんまさんは、少し昔は、ずっと抱かれたい男No1であり続けた人ですけど、あの方は、自分がテレビの中でギャグをやっているのを見て、いつも自分で大笑いしているそうです。

 「コイツは、なんちゅうオモロいやっちゃ」 って、自分の事を自分じゃない人みたいに、好きになっている。
 さんまさんは、こういう事が出来てしまう人なんですね。

 本当に 「自分を好きになる」 って、こういう事なのかも知れません。
 鏡を見てニタニタしている、というんじゃなくて、自分を他人のように、ちゃんと敬意を払えるというか…

 僕、自分の体とか自分の人生って、正しくは、自分の所有物ではないという気がするんです。

 両親を通して、たまたま自分が預かった、いわば神様からの預かりものだと思う。

 よく、「人は幸せになる権利がある」 って言う人がいますけど、それは甘いですね(笑)
   あまあま シュガーベイベーだぜ!

 正しくは、「人は幸せになる義務がある」 と言うべきです。
 だって、その体と人生は神様の預かりものなんだから、絶対幸せにしなくちゃいけません。

 だから、「オレは、酒飲んでさっさと病気になって死ねたらいい」 とか 「私は一生、薄幸な女でいいんです」 とかって、もう本当、ありえないんですね。

 自分の事なんだから、どう思ったって構わないじゃないか、と思う人がいるかも知れないけど、やっぱりそれは間違いで、今の両親がいて、たまたま今の環境があったから、生を受け継いでいる訳ですから…

 きっとその事は誰でも、魂の奥では良くわかっているはずだと思います。

 僕も以前はずっと勘違いしてました。
 今、本当反省してます。

 自分の事を好きになって、ちゃんと自分に敬意を払えるようになると、人生本当に変わります。

 ただ、モテるようになるだけでは、ありません。

 自分は何者で、周りの人の為にいったい何ができるのか、という事が、おぼろげに浮かんでくるようになってくるのです。

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