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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

「しゃあない」は魔法の言葉

 若い頃は、すごく細かい事が気になって、いつも毎日 神経をピリピリさせていた僕でしたが(今はそんな風には見えないでしょうけど…)、最近はそういうのはなくなって、おだやかで幸せな日々を送っています。  なんか、お年寄りのセリフみたい(笑)

 でも、細かい事が気になるという事自体は、悪い事ではないと思います。

 これは、今まで何人もの成功者を見てきて断言できるのですが、成功者の人ってみんな、それを表情に出すか出さないかは別として、基本細かい事にこだわります。

 細かい事が気になる事は悪い事ではありませんが、それに囚われて、自分が振り回されるというのが良くないんです。

 例えば、何か受け入れがたい事が起こったとすると…

 自分が振り回される人というのは、まずは 「何でこんなにツイてないんだ…」 ってパニクります。
 そして、多くの場合、その原因の引き金になった人を責めて、「アイツのせいで、こんな目に遭った」 って怒ったりします。
 今度はやがて、自分の事を責めるようになります。
 「ああなったのは、あそこで自分がこうしなかったからだ」 って、自分を責めたてていく…

 こうやっていると、すごく苦しいんですね。

 若い頃の僕は、いつもこういうので悶々と苦しんでいました。
 でも、きっとこうやって苦しんでいる人って、僕以外にもいると思います。

 現実には、起こった事柄によっても、いろいろなパターンがあります。

 その原因の引き金になった人といっても、その人が普通にただ何の気なしにした事が、こちらにとって大迷惑になったというパターンもあれば、その人間の明らかに悪意のある故意の行為で、こちらが被害をこうむったというパターンもあります。

 これらは現実面ではしっかり区別して、全く別の対応をしていかなければいけませんが、受け入れがたい事が起こった時の心の持ち方という意味においては、同一視して考える事ができます。

 それで、こういう受け入れがたい事が偶然に3つぐらい重なってしまうと、人というのは、心がボキッといきますね(笑)
 いつしか、自分の運命を恨むようになっています。
 いわゆる、心が病んでいる状態というやつです。

 人によっては、お薬を飲んで、何とか乗り切ったという人もいるでしょう。薬を飲むと、細かい事が気にならなくなりますから、確かにそれも一つの方法です。

 でも僕は、薬は飲まずに、たった一人で乗り越えました。

 僕は科学的に調合された薬が嫌いで、風をひいて熱が出ても、漢方以外の薬は飲まない人間ですから…

 それに細かい事が気になるという事自体の問題ではなく、その事に対する心の受け取り方のスタンスに問題があるはずですし…

 どうやって僕は乗り越えたかというと…

 毎日うまく自分に言い訳して、「それは しゃあないよ」 っていう結論に持っていったんです。

 最初やり始めた時は、まるで負け惜しみしているみたいで、ちょっと嫌だったんですけど(笑)

 いきなり昨日のブログみたいに、「今 目の前に起こっている事は何らかの意味がある」 って抱え込んでも、一度に解決するような問題でもないし…

 それは、いずれたどり着く結論であって、そこにたどり着くまでは、上手に自分に言い訳してごまかすしかないと思うんですね(笑)

 あくまでも無理は禁物です。

 例えば、人間関係ですごい傷を負って悩んでいる人に、もっと苛酷な人間関係の中で辛い目に遭えば、ちょっとした事でへこたれなくなって強くなるんだ… ってスパルタ式な方法を勧める人がいますけど、それは非常に危険です。

 自分はそれで強くなったのかも知れないけど、心に傷を負っている人がそれと同じ事をしたら、中には奇跡的に立ち直る人もいるかも知れないけど、取り返しがつかない事になってしまうかもしれない…

 そういうのを勧める人は、僕から言わせれば無責任です。

 そうじゃなくて、少しずつ少しずつ出来る範囲で人の輪に入っていって、「それは しゃあないよ…」 って毎回自分に言い訳しながらやり過ごしていけばいいんです。

 例えば、朝起きて職場や学校に行こうとしたら、誰かから電話がかかってきて、それに長い時間つき合わされたあげく、結局遅刻して、上司や先生に叱られてしまったとします(笑)

 真面目な人は、「何で遅刻なんてしてしまったんだ」 ってずっと自分を責めたりするけど、そうじゃなくて 「それは しゃあない」…

 緊急の電話かも知れないから、電話に出ない訳に行かないし、それにかけてきた相手も悪気があった訳じゃないだろうし… って、一つ一つ受け入れていく。

 もちろん次からは遅刻しないように、少し早目に家を出るようにするとか、朝の電話は早めに切り上げるようにするとか、自分の習慣を改めていく…

 過去に起きてしまった事は 「しゃあない」 でも、同じ失敗を何度も繰り返すようじゃダメです。 
 (2012/8/7ブログ 「大した事ないと思う事が大した事だったりする」 参照)

 恋愛で失敗した時だって、これと同じで 「しゃあない」 …

 例え、自分が言ってしまった一言が致命的になって終わった恋愛があったとしても、その時にはその事に気づけなかったのだから、やっぱり 「しゃあない」 です。
 でも、そこから学ぶ事もできたし、その人よりもっと自分の事を幸せにしてくれる人が、未来に必ず現れますから…

 「しゃあない」 は魔法の言葉…

 そうやってやりすごして時間が経過すれば、受け入れがたかった出来事が、いつの間にか、ものすごく小さな出来事に変わっているものです。

 「しゃあない」 って自分を認めて、勇気を出して歩み始めた時、貴方の人生はバラ色の未来がやってきますよ。


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