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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

墓参帰省

 「青春18きっぷ」を使って、実家(父が新しく引っ越した場所)に着いた時には、もう夜になっていました。

 久しぶりに父と再会し、パリの話をいろいろするのですが、どうもピンと来ていないみたいなんです。
 かと言って、ボケが始まった、とかじゃないんですよ(笑)

 父はあんまり外国の事とか、知識がないんです。飛行機に乗った事がない人だから。
 「エッフェル塔」とか、「凱旋門」とか言っても、知らないんですよ。

 しかも、どうも話が食い違うなあ、と思っていたら、パリは東南アジアにあると思っているんです。
 それは、バリ! …このギャグは前にやってるんですが(笑)

 そんな父ですが、本の出版が出来るかもしれないという話はとても喜んでくれて、心から応援してくれました。

 懐かしい一夜を過ごした翌日、先祖のお墓参りに行ってきました。
 桜の花が美しく咲きほこる中での墓参です。

 父がいつも気を配っているので、うちのお墓は手入れが行き届いています。
 お花も買ったのですが、そのお墓には、捨てるにはまだちょっと早いかな、という花がすでに飾ってありました。

 それでふっと、周りのお墓を見まわしてみたんです。
   …物好き

 しっかり手入れされていて、きれいなお花が飾ってあるお墓もあれば、すっかり枯れたお花が、いつまでも放置されているお墓もありました。

 よっぽど、うちの墓に飾ってあった古いお花と入れ替えてあげようかと思いました(笑)  バチ当たり

 そんなおバカな事を考えていたら、なんか胸が気持ち悪くなってきました。  …原因不明

 ただ、やっぱり先祖のお墓はきちんとしないとダメですね。

 別に某女史がすすめる墓石業者の高額なお墓でなくても、別に白い菊を6本お供えしなくてもいいんですよ。
   あっ、言っちゃった(笑)

 大切なのは、純粋にご先祖をいたわる気持ちです。

 「地獄に行くわよ」 にならない為にとか、自分達が不幸になるのは嫌だから、みたいな理由が本音で、いくら立派なお墓を立てたって、ご先祖は喜ばないですよ。

 そこには損得勘定だけで、純粋な気持ちがないですもん。

 墓相や風水はちゃんと見た方が良いのは勿論ですが、やっぱり一番大事なのは気持ちです。

 さっき、うちの隣のお墓に、お酒が置いてあったんですね。
 きっと、お酒が好きな故人がいて、その人を偲んで誰かが置いたんだと思います。

 いいじゃないですか。僕はこうやって子孫が気遣ってくれる気持ちに、ご先祖は喜ばれると思うんです。
 だからやっぱり、お墓に枯れたお花がほったらかしになっていて、草がボウボウというのは、ダメなんです。

 お墓に手を合わせていると、ふと心に浮かんできた事があります。

 僕が生まれてきた時の親の気持ち、そして、その親が赤ちゃんとして生まれてきた時の親の気持ち…

 これが脈々と、果てしなく続いている…

 でも、「生まれたこの子に幸せになってほしい」という気持ちだけは、いつの時代も変わらないのだろうな、って思いました。

 僕はまだ親になった事がないので、リアルにその気持ちは経験していませんが、親や先祖がいてくれたから今の自分がある訳ですし、その感謝を忘れてはいけないと思いました。

 ご先祖様は(そりゃ中には大変な人もいるかもしれませんけど)、基本みんな子孫の幸せを願っていますよ。
 あと、子孫が末長く続く事を、願っているとも思う。


 僕は、お経もちゃんと知らないし、あげられない…

 だから僕、手を合わせた時、「頑張って幸せになって、立派に生きていくから、安心して見守ってくださいね」 って挨拶しました。

 そうしたら何だか、おへその辺りが熱くなって、力が湧いてきた気がしました。


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