浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

アールヌーボーと四柱推命

 すみません。調子に乗ってこのブログ、本の事ばっかり書いてます…

 僕にとって、今回の四柱推命の出版は、念願とでもいうべきものでした。
 書店に入ると、職業柄当然と言えば当然ですが、必ず占いコーナーに立ち寄ります。

 そして、そこにある四柱推命の本やタロットの本を一通りチェックします。

 その時にいつも思っていた事があります。
 それは、タロットの本はそうでもないのですが、四柱推命の本は、なんか難しそうでつまらなさそう… という事です(笑)

 なんでそう感じるのかな… って思ったら、挿絵のないものが多いんです。
 特に読んでみて、この本は優れた内容が書いてあるな… って思える本に限って、字ばっかりで、学校の教科書よりも難しそうに書かれています。

 反面ちゃんと挿絵も入っていて、デザインもおしゃれだな… って思える四柱推命の本の中身は、???…と、?マークが3つぐらいつくような内容のものが多かったりします(笑)
      まあ、これはあくまでも僕の主観ですが…

 だから、僕はこの四柱推命の出版のお話が来た時、とにかく素敵で可愛らしい挿絵が入った本にしたいと思いました。

 原稿をある程度まで書き進めていた時、ふとイメージが浮かんだのが、以前通っていた歯医者さんに置いてあった 「まんがタイムファミリー」 に載っている 「キラキラ☆アキラ」 という4コマ漫画のキャラのイメージだったんです。

 僕は、この漫画に出てくる登場人物の 「青島クン」 という、恋愛が不器用な男の子のキャラが好きで、単行本を全部集めました(笑)

 実は、この漫画の作者の曙はる先生やご家族の方とは、あるきっかけで親しくさせて頂いていました。

 こういう可愛らしいキャラの絵が挿絵に使えたらいいな… と悶々と考えていたその時、突然、曙はる先生からメールが入ったんです。

 曙はる先生と親しくさせて頂いていると言っても、半年に一度会うか会わないかぐらいなのに、あまりのタイミングの良さに、僕は驚かずにはいられませんでした。

 やっぱり、「はる先生に頼んで本の挿絵を描いてもらえ」 って事だな… そう確信した僕は、総和社の小柴部長に 「キラキラ☆アキラ」 の単行本を見せて相談しました。

 「挿絵を入れるのは構わないと思うんですけど、本のイメージに合うかどうかが問題ですね…」

 僕も改めて、「キラキラ☆アキラ」 の絵を見ながら、もう一度 本のイメージをしてみました。

 この絵は、どう考えても本には合わない…(笑)
 やっぱり、そういう結論でした。

 その後、はる先生と半年ぶりぐらいにお会いして、ラーメン屋さんでお食事をしました。
 それにしても、あの閃き(ひらめき)は何だったんだろう… という思いがあまりにもつのるので、ある程度までできた四柱推命の原稿を見せて、はる先生の意見を聞いてみる事にしました。

 はる先生は、原稿に目を通されながら、
 「浅野先生は、アールヌーボーはお好きですか?」
と不意に聞かれました。

 はる先生は、ほんの少し前に六本木のミュシャ展(5/19ブログ 「パリの夢 本当のミュシャ」 参照)を見てきたばかりだったんです。

 僕は直感で、「それだ」 と思いました。

 アールヌーボーと四柱推命… どう考えても異質な組み合わせですが、何故かこれはいけると思いました。

 よし、プロローグはフランス・パリのゴークランの話を導入部にしてふくらませよう… そして、第一章で基本知識をまず書いて…
 僕の中でいろんなものがつながって見えてきたような気がしました。

 これは今までに絶対になかった四柱推命の本になる… 確信に近いものを感じました。

 はる先生は、売れっ子の漫画家さんなので、その時も原稿の締め切りに追われていたのですが、無理を言って何点かの挿絵のカットをお願いしました。

曙はる先生挿絵① これは、今回の
「四柱推命完全マニュアル」
の中に挿入されている挿絵の一部です。

 これって、十干がモチーフになっているんです。

 例えば右の絵は、十干の 「甲」(樹木の象意) と 「乙」(花の象意) と 「丙」(太陽の象意) のイメージです。


曙はる先生挿絵②
 左の絵は、「辛」(宝石の象意) と 「壬」(大海の象意) と 「癸」(雨の象意) です。

 しかも、アールヌーボー調…



 「キラキラ☆アキラ」 の絵とは全然違うけど…

 あれは、「はる先生に、この絵を書いてもらいなさい」 という天からのメッセージだったんだと確信しました。
 はる先生、素敵な挿絵をありがとうございました。
 banner.gif 
  漫画家・曙はる先生
← のサイト 「白玉庵」
  
 その時には意味のつかめないメッセージも、やっぱり何かを教えてくれている…

 その糸をたぐり寄せた時、きっとその意味の全てがわかるはずです。


クリックして頂けると、とっても嬉しいです(^^)
関連記事