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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

ダメダメだっていいんじゃない…

 子供の頃の思い出って、あんまりいいものがないです。
 それでも、うちの親は比較的何でも自由にさせてくれたので、学校から帰ってきてからはいつも好きな事をやっていました。

 だから体を鍛える事も無く、好きな本を読んだり、だらだらテレビを見ていたりしたので、相変わらず 「ひょろ」 というあだ名のひ弱な少年のままでした。 昨日のブログ参照)

 そう言えばもう一つ、上級生からつけられたあだ名で 「ゲンパク坊や」 って言うのがありました。
 学校の帰り道、重いランドセルをしょって、押しつぶされそうにフラフラ歩いていると、6年生の上級生が
 「あっ、ゲンパク坊やだ」 って言って、からかいに来ました。
 僕はずっと、「何それ?」 って思っていました。
 からかわれはしても、嫌がらせをされるような事までは無かったんですけど…

 小学校6年生になって、社会科の歴史の授業を受けた時、やっと 「ゲンパク坊や」 の意味がわかりました。

杉田玄白 杉田玄白 … 江戸時代の蘭学医。非常に優れた外科の名医であり、オランダの医学書「ターヘル・アナトミア」を「解体新書」として和訳出版する。

 間違っても、天才少年という意味で、このあだ名がつけられた訳ではありません。

 雰囲気ですね、多分。肖像画の…

 つまり、こんな感じの小学生だったんです(笑)

 そんなひ弱な子供だった僕ですが、中学生になると、生徒会をやったり、学校新聞を作ったりと、それなりに自分らしさを出せるようになりました。
 学校の授業とか勉強とかは、そんなに嫌いではありませんでした。

 ところが中学校の時に、死ぬほど嫌いな、ある授業の種目がありました。
 それがある日は、本当に学校に行きたくなかったです。
 あまりにも嫌だったんで、自殺を考えた事もありました(笑)
        苦悩の日々でした…

 それは、体育の授業の 「バレーボール」…

 「何で?」 って思う人もいると思います。
 でも、今でもあのバレーの白いボールを見ると、体が拒絶反応を起こします(笑)
 まあ、人がやっている試合を見るのは、結構好きだったりするんですけど…

 どうしてもボールを返せないんですよ。
 レシーブもトスも全くダメです。サーブもできなかったし…
 何とか当てる事はできても、ボールがどこか、とんでもない方向へ飛んでいってしまう。
 それでいつも、授業の度に突き指をして保健室に行ってました。

 ボールが飛んでくると、体が緊張して固まっちゃうんですよ。
 元々小学生の頃から、ずっとボール恐怖症だから(笑)

 バレーボールができないのは、素質の問題だと思いましたね。
 どんなに練習しても(仲間に無理やり練習させられた)ダメなものはダメです。
 バレーボールが得意な人からしたら、「甘えてる」 って事になるのかも知れないけど…

 体育の授業の中で、チームを組んでリーグ戦をやらされるんですけど、相手チームはみんな僕のポジションを狙ってボールを打ち込んできますね。
 だから、一緒にチームを組んでるみんなから責められました。
 「お前がいたから、うちのチームが負けた」 って…

 返す言葉も立場も無かったし、本当に辛かったです。
 世界中から、バレーボールという競技が無くなってしまえばいいと思っていました。   ドラえもんの 「もしもボックス」 とかで…

 それにしても、当時はこんな話、こうやって話せる時が来るなんて思ってもいませんでした。
 ものすごく劣等感を持っていたんです。バレーボールに(笑)

 学校の体育の授業とあっては、そこから逃れる事もできないし…

 こうして大人になった今、自分の中のいろんなしがらみが解放されてみてわかった事…

 別にバレーボールなんて、ダメダメだっていいんじゃないって事。

 自分の人生は、自分の自由に選ぶ事ができる。
 当たり前の事なのに、つい忘れてしまうけど…

 人生には、今やっている仕事や役割が、自分に合っていないという事が多々あります。
 あの頃の僕のバレーボールのように、いつも上司に叱られたり、周りの人に責め立てられながら、肩身の狭い思いでやっているような事…

 真剣に取り組んでは見たけど、苦痛ばかりで何の情熱も感じられないような時は、思い切って別の道を探すべきです。

 自分の人生を自由に選ぶ事ができるのは、大人の特権です。      これ読んでる中高生の人は、もうちょっとの辛抱だよ(笑)

 辛いと思いながらも、我慢しながらそれに耐えるなんて、美徳でも何でもないし、そんな事をしていると、ますます自分に自信を無くしてしまいます。

 誰だって、人は得意分野を持っています。
 得意分野を活かしていけば、人は輝けるし、人生はどれだけでも有意義になります。

 ダメダメだっていいんじゃない…

 だって、それ以外の所に、本当の自分の売りがあるんだから。


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