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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

時に人は無力で、時に人は無限の力を秘める

 僕はどういう運命の巡りあわせか、占い師という仕事について、不遜にもお客様にアドバイスをさせて頂いたり、こんな生意気なブログを書き連ねたりしています。

 時々、こういったありきたりな人の言葉なんて、本当に無力なものだと感じる事があります。

 人生には、筆舌に尽くせないような悲しみとか絶望というものがあって、それにぶつかった時には、いっその事死んでしまった方がどんなに楽だと感じる事もあるでしょう。

 ちょうど二年前の今日、この国で起きた大災害に被災された方々の心に残った傷は、こんなありきたりな言葉や、わずかなお金では、決して癒えるものではありません。

 この人類の歴史というものが始まって、地球上でこんな事が何度も何度も繰り返されている…
 天災や人災、もちろんもっと日常的な心に突き刺さった数々の傷に関しても…

 現実的な問題なら、お金で解決できる事もあるかも知れません。
 でも、こと心の傷に関して言えば、人はとても無力なものです。

 僕は、たかが自分の力だけで、他人の心を苦しみから完全に解放してやるんだ… なんて考える人は、少し傲慢なんじゃないかって思うんです。

 もちろん、その手助けというものはできるけど、結局最終的その人が苦しみから解放されるかどうかは、その人自身の決意や、もっと深い 「何か」 が関わっていると思うんですね。
 その 「何か」 というのが何なのかは、僕にもよくわかりません。     説明しようとしたら、嘘になる気がする…

 だから、僕は誰かを苦しみから連れ出してあげたいと思ったら、そうですね… とりあえず祈ってみます。
 別に何に祈るって言う訳でもないし、宗教なんか信じていませんけど…   あえていえば哲学

 でも、そういう気持ちで鑑定させて頂いたり、人に接したりしていると、時々自分じゃないような力が発揮できる気がするんです。
 気がするだけで、本当にどうなのかは疑わしいですけど…

 というか、そのくらいしか他に思いつかないんですよ(笑)

 時に人は無力で、時に人は無限の力を秘める…

 人間って誰でも、何かの大きな力につながっている気がするから…

 東日本大震災が起きて二年が過ぎます。
 僕自身は、ただのカヤの外にいる無力な人間です。

 でもいつか、人々の過去の悲しみや絶望の傷が癒えて、元気を取り戻せるその日がくる事を、ずっと祈り続けるつもりです。


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