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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

この世界の現実の中で

 この世の中は玉石混合です。
 良いものも悪い物もいっぱいあります。

 良いものだけを見ていたいと思っても、そういう訳にもいきません。
 日本は平和で素晴らしい国ですが、それでも見えない所で尼崎事件のような悲劇が起きています。

 でも、世界中に目を向けたら、あの程度の理不尽や不条理は大して珍しくありません。

 この前、国会図書館へ行こうと、国会議事堂前駅で降りて歩いていて、ふと、壁に貼ってある貼り紙を見ました。

 そこには、法輪功(ほうりんこう)の学習者というだけの理由で、中国共産党の当局に捕まって、臓器を摘出されて亡くなったという若い男性の亡骸の写真と、中国共産党に対する講義文が書かれていました。

 法輪功というのは、中国の気功法の一つです。
 サイトで色々とくぐってみると、たくさんの恐ろしい光景の写真が、目に飛び込んできました。
 あの中国という大国の人目につかない所で、とんでもない事が起こり続けている事だけは確かです。

 法輪功学習者に対する残虐行為
 http://dadao.kt.fc2.com/fanzui04.htm

 この問題は、国連の人権理事会でも、複数の非政府組織から報告されています。

 法輪功への人道犯罪 国連へ調査要請
 http://www.epochtimes.jp/jp/2012/09/html/

 国際人権団体からの依頼を受けた調査チームによる調査の結果、
 「法輪功という名の気功集団の学習者から臓器を摘出し、臓器移植に不正に利用している」
という報告が出されました。

 中国政府はこれを事実無根と言っていますが、現に中国国内の臓器移植手術件数は1999年から急激に上昇しているにもかかわらず、それに相当する数の臓器の提供者のリストが、どこにも存在しないんです。
 恐ろしい事に、中国で行われた移植手術のうち、4万1500件は臓器の出どころが判明していません。

 あの国というのは、国家がマスコミやインターネットの情報を操作しているんですよ。
 例えば少し前までは、「民主化」 とか 「天安門」 とか 「法輪功」 とか 「ダライ・ラマ」 とかいうキーワードは、自動的にブロックされるシステムになっていました。
 これには、さすがのGoogleも腹を立てて、中国からの撤退をほのめかして、これらの検閲を拒否し、現在香港に拠点を移しながら運営をしています。

 そしてあの国のいたる所でおかしな事がいっぱい起きている…
 十四世ダライ・ラマの著書によれば、チベット民族の血を根絶やしにする目的で、中国共産党の巡回医療班がチベットの奥地を回って、結婚適齢期の女の子に不妊手術を施していると言います。

 できればこんな話題、書きたくもないし、知りたくもないです。
 でもやっぱり、目をそむける訳にもいきません。

 このブログも、ちょうど今日で300回目です。
 節目でもあるし、何か少しでも世の中を変えていけるブログにもしたい…

 世界中にはメディアの報道の影に隠れて、この世のものとは思えない様々な現実があります。

 平和で安定した日本にいると、そんな現実さえもが、遠い悪夢の中の出来事のように感じてしまいますけど…

 今の中国がある地域というのは、諸子百家(しょしひゃっか)の学問(いわゆる儒教とか、老荘思想など)を生んだ素晴らしい文化の発祥の地なんです。

 そして人々の血には、長い歴史が伝える素晴らしい文化がいっぱい詰まっています。
 易学や四柱推命というものも、その賜物の一つです。

 でも逆に言えば、あの時代には、現在の中国のような独裁国家がなかったから、こういう素晴らしい文化が生まれたとも言えます。

 1966年から始まった毛沢東による、忌まわしき 「文化大革命」 によって、大量の文化人が迫害され殺されてしまいました。
 
 占いや気功をやっている人達は、「非科学的」 という理由で、当局から徹底的に弾圧されました。
 だから当然ながら、中国の書店には、占いの本も気功の本もありません。

 難を逃れようと、知識人は香港(当時はイギリス領)やマレーシア、タイや日本に落ちのびてきました。
  当時の中国にいた、気功の三好先生は穴を掘ってそこでずっと隠れてた…

 国がおかしいと、人々の心もすさんできます。
 でも間違ってはいけないのは、あの国がおかしいのであって、あの国に住んでいる人々は、ただの犠牲者に過ぎないという事です。

 ユーチューブで取り上げられたように、あの国では道端で少女が倒れていても、誰も助けようとしません。
 これは聞いた話ですけど、ちゃんとそれには理由があるらしいです。

 もし、気にかけてその子供の体をさわろうものなら、大声で
 「この人に突き飛ばされた」 とか騒がれて、あげくの果てに慰謝料を取られるような事が横行しているそうです。
   いわゆる、当たり屋…

 とても悲しい話ですけど、そんな事が日常茶飯事らしいです。

 人は誰もが己の知識や認識に頼り、縛られ生きている。
 それを 「現実」 という名で呼んで…
      うちはイタチが言ってた

 我々にとっては 「許しがたい悪」 でも、当事者にとっては、「生きる為に当然の事」 だったりもします。

 みんな、ただただ幸せになればいい…
 仕返しも、罪の意識も、みんな忘れて…

 でも、その前に強くならなくてはいけません。
 弱くて、人が良いだけでは、善は成しとげられないから…

 この島国の日本という平和な国に生まれた我々にとって、今、だまされない強さというものが、本当に必要な時が来ているのかも知れません。


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