2012.10.10
パリ発・純度100%の恋愛観
秋本番…… すっかりと、外は涼しくなりましたね。
ここの所、ちゃんとブログの名前にフィットした、パリのブログになっています(笑)
吉村葉子さんの本を、ずっと図書館で読んでいて、忘れかけていたパリを思い出しました。
僕、パリから帰る時の飛行機の中で、「フランスは愛の国」 というフレーズが頭の中で何度何度もリフレインしていました。
そんな風にポワ~としてたら、パソコン盗まれちゃったんですけどね(笑)
パリで知り合う人はみんな、自分の身内のように優しかったです。
ステファンさんは、携帯電話で(日本人の)奥様に 「愛してるよ」 って(日本語で)言っていたし…… こういうマメな事は、日本人には、なかなか真似できない所かも知れません。
(3/1ブログ 「素敵なパリジャン」 参照)
フランス人は、「世の中で一番大事なものは愛だ」 って堂々と言えたりする……
日本人はちょっと照れくさくて言えないけど、やっぱりフランス人には、それが絶対に一番大切な事だという自信があるんだと思う。
日本では、男は社会で働いて、女は家庭を守る… というのが普通ですけど、フランスではそういうのはないです。
女性は家庭を持ってからも、社会で働いている方が一般的だし、男性だって家事や育児を積極的に手伝う……
ステファンさんだって、家で料理を作りますし、めちゃくちゃ上手です。
フランス人の男性って、すごく奥さんを大事にします。
日曜の朝には、プチディジュネという習慣があって、家事に疲れた奥さんが、まだベッドでまどろんでいる時、夫は子供の手を引いて朝のマルシェに出かけて、新鮮な野菜や食材、クロワッサンやバケットを買ってくる……
そして家に帰って、クロワッサンを焼いて朝食を作り、まだまどろんでいるベッドの妻の枕元に、入れたてのカフェオレとこんがり焼けたクロワッサンを持っていく……
フランス人の男性は、みんな一途でピュアです。
僕も見習う事にします……
逆にフランス人女性は日本人と比べて、手に負えないほど気が強いと言われています。
日仏の国際結婚も、フランス人男性×日本人女性というパターンは結構あるのに、日本人男性×フランス人女性というのは、あんまりないんです。
フランス人はピュアな分だけ、言いたい事があるとハッキリ口にします。そして、家族でいる時間をとても大切にします。
その点、日本人というのは淡白で、言いたい事があっても我慢して腹に溜め込む……
フランス人と国際結婚をするのなら、この辺の国民性の思考の違いを押さえておく必要がありますね(笑)
ファッションの価値観の違いをいうと、日本人女性にとって、シャネルとかヴィトンとかグッチとかブルガリとか…… ブランド品はそれだけでオシャレの対象ですが、パリジェンヌはあまりそういったものに価値観を見いだしません。
人からもらったら嬉しいけど、自分でそんな高いものを買おうなんて絶対に思わない……
パリでは、ヴィトンを身につけている人は、ヴィトンが大好きな人としか認識されません。
「高級ブランドだからオシャレ」 という思考は、存在しないんですね。
これは別に、日本人がブランド品を人に見せつけたがっている、という意味ではありません。
あえて言えば、人から認められている物を自分が持っている…… という事に、自尊心が満たされるといった所でしょう。
だから、もしヴィトンが100円ショップで販売させるようになってしまったら、日本人のヴィトン好きは一気に冷めます。
その点、フランス人は、あまり他人の価値観に影響されないので、100円ショップで売られようが売られまいが、ヴィトンの評価が変わる事はありません。
これは痛い所ではあるんですけど、日本人の思考ってブランドに弱い所がある気がしてなりません。
結婚相手を選ぶ時の基準も、同じようにブランドだったりする……
男性は、見目麗しき美人の女性と結婚したい… というのがあるし、女性だったら、男性の社会的ステイタスというのが、結婚の条件として非常に重要だったりします。
この価値観に異論を唱える人は、日本ではあまりいませんけど、フランス人にとっては、どちらも軽蔑の対象なんですね。
あるフランス人の男性が、
「日本人の男性が妻を大切にしないのは理解に苦しむ」
と言っていたそうです。
それは日本に行った時の事、日本人の男性に、
「日本の刺激的な所に連れて行ってやる」
と言われ、連れて行かれたのがキャバクラ(笑)
「あると思います!」 by 天津木村さん ……古い
フランス人の彼の感想は、
「狭くて暗くてうるさい所で、若い女がかわるがわるやってきて、軽薄なお世辞を言う。なんで日本人の男性は家に妻がいるのに、ああいう場所に行くのかさっぱりわからないし、何が楽しいのかも理解できない。もっと自分の妻を大切にするべきだ」
というもの…… なるほど、確かに正論ですね。
僕は今、しきりに反省している事があるんですよ。
僕もそんな恋愛観や人生観だったから、本当に自分を見失って悩んでいました。
日本というのは、いい意味でも悪い意味でもブランド志向や競争意識が強くて、知らず知らずにその影響を受けて、物事の本質を見失っていた気がする……
恋愛に対しても、人生に対しても……
パリ発の純度100%の恋愛の風を受けて、忘れてかけていたピュアな心が取り戻せた気がします。
ここの所、ちゃんとブログの名前にフィットした、パリのブログになっています(笑)
吉村葉子さんの本を、ずっと図書館で読んでいて、忘れかけていたパリを思い出しました。
僕、パリから帰る時の飛行機の中で、「フランスは愛の国」 というフレーズが頭の中で何度何度もリフレインしていました。
そんな風にポワ~としてたら、パソコン盗まれちゃったんですけどね(笑)
パリで知り合う人はみんな、自分の身内のように優しかったです。
ステファンさんは、携帯電話で(日本人の)奥様に 「愛してるよ」 って(日本語で)言っていたし…… こういうマメな事は、日本人には、なかなか真似できない所かも知れません。
(3/1ブログ 「素敵なパリジャン」 参照)
フランス人は、「世の中で一番大事なものは愛だ」 って堂々と言えたりする……
日本人はちょっと照れくさくて言えないけど、やっぱりフランス人には、それが絶対に一番大切な事だという自信があるんだと思う。
日本では、男は社会で働いて、女は家庭を守る… というのが普通ですけど、フランスではそういうのはないです。
女性は家庭を持ってからも、社会で働いている方が一般的だし、男性だって家事や育児を積極的に手伝う……
ステファンさんだって、家で料理を作りますし、めちゃくちゃ上手です。
フランス人の男性って、すごく奥さんを大事にします。
日曜の朝には、プチディジュネという習慣があって、家事に疲れた奥さんが、まだベッドでまどろんでいる時、夫は子供の手を引いて朝のマルシェに出かけて、新鮮な野菜や食材、クロワッサンやバケットを買ってくる……
そして家に帰って、クロワッサンを焼いて朝食を作り、まだまどろんでいるベッドの妻の枕元に、入れたてのカフェオレとこんがり焼けたクロワッサンを持っていく……
フランス人の男性は、みんな一途でピュアです。
僕も見習う事にします……
逆にフランス人女性は日本人と比べて、手に負えないほど気が強いと言われています。
日仏の国際結婚も、フランス人男性×日本人女性というパターンは結構あるのに、日本人男性×フランス人女性というのは、あんまりないんです。
フランス人はピュアな分だけ、言いたい事があるとハッキリ口にします。そして、家族でいる時間をとても大切にします。
その点、日本人というのは淡白で、言いたい事があっても我慢して腹に溜め込む……
フランス人と国際結婚をするのなら、この辺の国民性の思考の違いを押さえておく必要がありますね(笑)
ファッションの価値観の違いをいうと、日本人女性にとって、シャネルとかヴィトンとかグッチとかブルガリとか…… ブランド品はそれだけでオシャレの対象ですが、パリジェンヌはあまりそういったものに価値観を見いだしません。
人からもらったら嬉しいけど、自分でそんな高いものを買おうなんて絶対に思わない……
パリでは、ヴィトンを身につけている人は、ヴィトンが大好きな人としか認識されません。
「高級ブランドだからオシャレ」 という思考は、存在しないんですね。
これは別に、日本人がブランド品を人に見せつけたがっている、という意味ではありません。
あえて言えば、人から認められている物を自分が持っている…… という事に、自尊心が満たされるといった所でしょう。
だから、もしヴィトンが100円ショップで販売させるようになってしまったら、日本人のヴィトン好きは一気に冷めます。
その点、フランス人は、あまり他人の価値観に影響されないので、100円ショップで売られようが売られまいが、ヴィトンの評価が変わる事はありません。
これは痛い所ではあるんですけど、日本人の思考ってブランドに弱い所がある気がしてなりません。
結婚相手を選ぶ時の基準も、同じようにブランドだったりする……
男性は、見目麗しき美人の女性と結婚したい… というのがあるし、女性だったら、男性の社会的ステイタスというのが、結婚の条件として非常に重要だったりします。
この価値観に異論を唱える人は、日本ではあまりいませんけど、フランス人にとっては、どちらも軽蔑の対象なんですね。
あるフランス人の男性が、
「日本人の男性が妻を大切にしないのは理解に苦しむ」
と言っていたそうです。
それは日本に行った時の事、日本人の男性に、
「日本の刺激的な所に連れて行ってやる」
と言われ、連れて行かれたのがキャバクラ(笑)
「あると思います!」 by 天津木村さん ……古い
フランス人の彼の感想は、
「狭くて暗くてうるさい所で、若い女がかわるがわるやってきて、軽薄なお世辞を言う。なんで日本人の男性は家に妻がいるのに、ああいう場所に行くのかさっぱりわからないし、何が楽しいのかも理解できない。もっと自分の妻を大切にするべきだ」
というもの…… なるほど、確かに正論ですね。
僕は今、しきりに反省している事があるんですよ。
僕もそんな恋愛観や人生観だったから、本当に自分を見失って悩んでいました。
日本というのは、いい意味でも悪い意味でもブランド志向や競争意識が強くて、知らず知らずにその影響を受けて、物事の本質を見失っていた気がする……
恋愛に対しても、人生に対しても……
パリ発の純度100%の恋愛の風を受けて、忘れてかけていたピュアな心が取り戻せた気がします。