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浅野太志 songe a Paris

パリでエテイヤ・タロットの取材を終えた、占い師・浅野太志の日々の活動をつづります。

冒険は人を強くする

 時々、パリにいた時の事を懐かしく思い出します。
 パリに滞在していたのは、結果的には、たった3週間なんですけど、本当、いろんな事がありました。

 あの時、一時的に財布の中に20ユーロ(=1,960円)しかなかった状態の事もあったんですよ。
    エテイヤの本を買ったら、そうなった…

 よく暮らしていたと思いますね(笑)
 クレジットカードも一応は持っていたんですけど、初めて作った事もあって、いくらまで引き落とせるのか、まるで見当もつかなかったし…

 こんな金欠な状態で、どうやってパリの市街地を動き回っていたかというですね…
 僕は、通訳兼プロデューサーのステファンさんの勧めで、パリに着いた当日、パリ市内の交通機関乗り放題の定期券を購入したんです。

TRANSPORT.png これです(笑)→

 これがあれば、パリ市街の全ての地下鉄、バス、市電(RERを除く)を、自由に乗り降りできるんです。
 いちいち切符を買う必要もないから、とても便利です。

 という事は、買い物さえしなければ、一切お金を使わずに取材も観光もできるという訳です。

 例えばノートルダム寺院とか、入場料なしで入れるような場所って、結構パリにはいっぱいあるんですよ。

 では、食事はどうしていたかというと、アパルトマンで自炊していました。
 なんてったって、日本で買ったお米をスーツケースに入れて、パリに持って行きましたから(笑)  えらく高くついた…
(5/14ブログ 「固定観念を打ち破れば、運が開く」 参照)

 当然、食事のおかずはパリのスーパーマーケットに買いに出かけるのですが、財布の全財産が20ユーロな訳ですから、買い物も慎重です。
 1ユーロ(=98円)の値段の差が、もう死活問題というか(笑)

 本当にいつも真剣に倹約を考えていました。

 でも、結構そんなのが楽しかったんです。
 何でだろ… 根拠はないんですけど、「絶対何とかなるさ」 って思っている自分がいたりしたんです。
 それを笑いながら、ステファンさんに話したら、

 「アサノさん、それ大変だよ~ これ、僕の気持ち… 取っておいて」
 って、カンパしてくださいました。
 ステファンさんの奥様からは、ご自宅にお食事に来るように誘って頂いたり…

 本当、人の人情みたいなものが骨身にしみました。
 ああいう体験って、あの時あの場所でしかできなかったと思う。

 最初、パリにどれだけ滞在するかも、はっきりとは決まってなかったんです。
 成果が上がった時に、日本に帰ろうって思っていましたから…

 お金を稼がなくては生活できないから、パリで日本人のお客様を、喫茶店とかで鑑定させて頂いたり、スカイプ電話を使って、日本のお客様を電話鑑定させて頂いたりしました。

 それで多少のお金は増えましたが、このお金は絶対に無駄に使っちゃいけないって思いましたね。

 その後、予想外な展開になって、日本に帰国した訳ですけど、あのパリにいた3週間で、僕は本当に一回りも二回りも大きくなる事ができました。

 冒険は人を強くしてくれます。
 今でもパリの事を思い出すと、目頭がじんと熱くなります(笑)

 多少無茶したっていいんです。
 人生の可能性を確かめる為に、思いっきり体当たりでぶつかってみる冒険をした時、未来の扉というのは、意外とたやすく開かれるものかも知れませんよ。


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