2012.10.09
パリ風生活スタイル
吉村葉子さんの本 (昨日のブログ参照)を読んで、パリが本当に懐かしくなりました。
もう一度行きたいと思いつつも、時間と予算の関係もあるし、今は時期を見送ってます(笑)
パリに行って感じたのは、パリの人はみんな日本人に好感を持ってくれているという事です。
一生懸命に頑張って働く日本人を、すごいと思っている……
日本のように、クロネコヤマトの宅急便のお兄ちゃんが、汗をかきながら走り回っている姿というのは、パリではありえない事です。
フランス人は、のんびり屋さんですから(笑)
これは、ステファンさんの奥様から聞いた話ですが、パリの宅配便はかなり適当で、不在表をはさんで知らせてくれるのならまだいい方……
問い合わせなければ、郵便局に永遠に置きっぱなしにされているのが普通だという事です。
例えば、日本で水道管が破裂したら、電話を一本するだけで、すぐに業者の方が駆けつけてくれます。
ちなみにパリですと一応24時間対応の業者はあるのですが、連絡してもすぐには来てくれません。
パリでは、水道管が古いので水回りの故障は日常茶飯事です……
フランス人の中でも、経営者や管理職の人は仕事に対して非常に真面目ですが、アルバイトやパートなどの労働者の仕事ぶりは、おおむねかなり適当です(笑)
それに対して日本人はみんな非常に勤勉で、「もっともっと」 と常に上を目指して一生懸命にやる。
例え自分には利益がなくても……
ところが、長所というのは短所の裏がえしですから、悪く言えばこれは欲張りという事になります。
日本人はあまり重要な事ではない事でも、必死になって、「もっともっと」 と欲張って無理をします。
パリを観光する日本人は、決まって忙しく走り回りながら観光名所を残らず回りきろうとします。
僕もそうだった…… (「パリの休日」 参照)
おみやげだって、持ち帰れないくらいにたくさん買いまくる。
抱えきれないほどの買い物袋を両手に持っている日本人の姿は、フランスの人には、かなり異様に映るらしいです。
日本人という民族は、他人が持っている物は、たいがい一通り全て揃えようとします。
子供が生まれたなら、大学へ行かせる為のお金も用意する… よその家がそうしているのに、うちだけがしないのは子供が可哀そうだと言って……
ちなみにこういう考え方は、フランス人にはないです。
余程に裕福な家庭は別として、親が子供が通う大学の学費を払うという事もないです。
基本フランスでは、みんな18歳の成人になったら、親元を離れて自立するのが普通ですから……
これは、著者の吉村さんが指摘していた事ですけど、日本の少子化問題や、若者が結婚をしない選択をする理由に、自分の将来に対する不安や、生まれてくる子供を食べさせていく自信がない事があげられます。
これは、フランス人には、絶対にありえない思考回路らしいです。
愛しあった男女が結婚するのは普通の流れだし、無駄なものを買ったり不必要な見栄を張らなければ、生活の上でお金に困る事はないと思っているから……
フランス人の若者の10人中7人は、カップルでつつましやかに暮らしているんです。
そして、若い内から自発的に、将来の持ち家の為にエパーニュ ロジュモン(épargne logement = 住宅貯金)を始めます。
早い内に始めておけば、銀行との信頼関係が深まり、買いたい物件が見つかった時に融資が受けられるんです。
それから、日本で暮らす男性にとって、とにかくデートというものは、女性にいい所を見せなければいけないという意味でも、本当にお金がかかるから、かなりお財布が痛いです。
その点、パリのフランス人の定番のデートは、朝のマルシェ(3/3ブログ 「パリの朝とマルシェ」参照)に行って食材を買いこんでから、近所のカフェでコーヒーを楽しむというもの……
そして、不動産屋に寄って、将来自分達が住めるよい住宅物件がないか探したりします。
これなら全然お金が掛かりません。
子供の大学の学費の事なんて考えない…… そんなに大学に行きたければ、奨学金制度を使ってバイトをしながらでも行けばいいのだし、無理をして大学に行かせる必要もない。
大学に行ったからって、幸せになれるとも限らないのですから……
パリ風生活スタイルをすれば、お金をかけないで人生を豊かに過ごせて、さらに少子化だって解消できる(笑)
我々日本人も、少し見習う必要があるのではないでしょうか。
もう一度行きたいと思いつつも、時間と予算の関係もあるし、今は時期を見送ってます(笑)
パリに行って感じたのは、パリの人はみんな日本人に好感を持ってくれているという事です。
一生懸命に頑張って働く日本人を、すごいと思っている……
日本のように、クロネコヤマトの宅急便のお兄ちゃんが、汗をかきながら走り回っている姿というのは、パリではありえない事です。
フランス人は、のんびり屋さんですから(笑)
これは、ステファンさんの奥様から聞いた話ですが、パリの宅配便はかなり適当で、不在表をはさんで知らせてくれるのならまだいい方……
問い合わせなければ、郵便局に永遠に置きっぱなしにされているのが普通だという事です。
例えば、日本で水道管が破裂したら、電話を一本するだけで、すぐに業者の方が駆けつけてくれます。
ちなみにパリですと一応24時間対応の業者はあるのですが、連絡してもすぐには来てくれません。
パリでは、水道管が古いので水回りの故障は日常茶飯事です……
フランス人の中でも、経営者や管理職の人は仕事に対して非常に真面目ですが、アルバイトやパートなどの労働者の仕事ぶりは、おおむねかなり適当です(笑)
それに対して日本人はみんな非常に勤勉で、「もっともっと」 と常に上を目指して一生懸命にやる。
例え自分には利益がなくても……
ところが、長所というのは短所の裏がえしですから、悪く言えばこれは欲張りという事になります。
日本人はあまり重要な事ではない事でも、必死になって、「もっともっと」 と欲張って無理をします。
パリを観光する日本人は、決まって忙しく走り回りながら観光名所を残らず回りきろうとします。
僕もそうだった…… (「パリの休日」 参照)
おみやげだって、持ち帰れないくらいにたくさん買いまくる。
抱えきれないほどの買い物袋を両手に持っている日本人の姿は、フランスの人には、かなり異様に映るらしいです。
日本人という民族は、他人が持っている物は、たいがい一通り全て揃えようとします。
子供が生まれたなら、大学へ行かせる為のお金も用意する… よその家がそうしているのに、うちだけがしないのは子供が可哀そうだと言って……
ちなみにこういう考え方は、フランス人にはないです。
余程に裕福な家庭は別として、親が子供が通う大学の学費を払うという事もないです。
基本フランスでは、みんな18歳の成人になったら、親元を離れて自立するのが普通ですから……
これは、著者の吉村さんが指摘していた事ですけど、日本の少子化問題や、若者が結婚をしない選択をする理由に、自分の将来に対する不安や、生まれてくる子供を食べさせていく自信がない事があげられます。
これは、フランス人には、絶対にありえない思考回路らしいです。
愛しあった男女が結婚するのは普通の流れだし、無駄なものを買ったり不必要な見栄を張らなければ、生活の上でお金に困る事はないと思っているから……
フランス人の若者の10人中7人は、カップルでつつましやかに暮らしているんです。
そして、若い内から自発的に、将来の持ち家の為にエパーニュ ロジュモン(épargne logement = 住宅貯金)を始めます。
早い内に始めておけば、銀行との信頼関係が深まり、買いたい物件が見つかった時に融資が受けられるんです。
それから、日本で暮らす男性にとって、とにかくデートというものは、女性にいい所を見せなければいけないという意味でも、本当にお金がかかるから、かなりお財布が痛いです。
その点、パリのフランス人の定番のデートは、朝のマルシェ(3/3ブログ 「パリの朝とマルシェ」参照)に行って食材を買いこんでから、近所のカフェでコーヒーを楽しむというもの……
そして、不動産屋に寄って、将来自分達が住めるよい住宅物件がないか探したりします。
これなら全然お金が掛かりません。
子供の大学の学費の事なんて考えない…… そんなに大学に行きたければ、奨学金制度を使ってバイトをしながらでも行けばいいのだし、無理をして大学に行かせる必要もない。
大学に行ったからって、幸せになれるとも限らないのですから……
パリ風生活スタイルをすれば、お金をかけないで人生を豊かに過ごせて、さらに少子化だって解消できる(笑)
我々日本人も、少し見習う必要があるのではないでしょうか。