2012.08.21
冒険は人を強くする
時々、パリにいた時の事を懐かしく思い出します。
パリに滞在していたのは、結果的には、たった3週間なんですけど、本当、いろんな事がありました。
あの時、一時的に財布の中に20ユーロ(=1,960円)しかなかった状態の事もあったんですよ。
エテイヤの本を買ったら、そうなった……
よく暮らしていたと思いますね(笑)
クレジットカードも一応は持っていたんですけど、初めて作った事もあって、いくらまで引き落とせるのか、まるで見当もつかなかったし…
こんな金欠な状態で、どうやってパリの市街地を動き回っていたかというですね…
僕は、通訳兼プロデューサーのステファンさんの勧めで、パリに着いた当日、パリ市内の交通機関乗り放題の定期券を購入したんです。
これです(笑)→
これがあれば、パリ市街の全ての地下鉄、バス、市電(RERを除く)を、自由に乗り降りできるんです。
いちいち切符を買う必要もないから、とても便利です。
という事は、買い物さえしなければ、一切お金を使わずに取材も観光もできるという訳です。
例えばノートルダム寺院とか、入場料なしで入れるような場所って、結構パリにはいっぱいあるんですよ。
では、食事はどうしていたかというと、アパルトマンで自炊していました。
なんてったって、日本で買ったお米をスーツケースに入れて、パリに持って行きましたから(笑)
えらく高くついた……
(5/14ブログ 「固定観念を打ち破れば、運が開く」 参照)
当然、食事のおかずはパリのスーパーマーケットに買いに出かけるのですが、財布の全財産が20ユーロな訳ですから、買い物も慎重です。
1ユーロ(=98円)の値段の差が、もう死活問題というか(笑)
本当にいつも真剣に倹約を考えていました。
でも、結構そんなのが楽しかったんです。
何でだろ…… 根拠はないんですけど、「絶対何とかなるさ」 って思っている自分がいたりしたんです。
それを笑いながら、ステファンさんに話したら、
「アサノさん、それ大変だよ~ これ、僕の気持ち… 取っておいて」
って、カンパしてくださいました。
ステファンさんの奥様からは、ご自宅にお食事に来るように誘って頂いたり……
本当、人の人情みたいなものが骨身にしみました。
ああいう体験って、あの時あの場所でしかできなかったと思う。
最初、パリにどれだけ滞在するかも、はっきりとは決まってなかったんです。
成果が上がった時に、日本に帰ろうって思っていましたから……
お金を稼がなくては生活できないから、パリで日本人のお客様を、喫茶店とかで鑑定させて頂いたり、スカイプ電話を使って、日本のお客様を電話鑑定させて頂いたりしました。
それで多少のお金は増えましたが、このお金は絶対に無駄に使っちゃいけないって思いましたね。
その後、予想外な展開になって、日本に帰国した訳ですけど、あのパリにいた3週間で、僕は本当に一回りも二回りも大きくなる事ができました。
冒険は人を強くしてくれます。
今でもパリの事を思い出すと、目頭がじんと熱くなります(笑)
多少無茶したっていいんです。
人生の可能性を確かめる為に、思いっきり体当たりでぶつかってみる冒険をした時、未来の扉というのは、意外とたやすく開かれるものかも知れませんよ。
パリに滞在していたのは、結果的には、たった3週間なんですけど、本当、いろんな事がありました。
あの時、一時的に財布の中に20ユーロ(=1,960円)しかなかった状態の事もあったんですよ。
エテイヤの本を買ったら、そうなった……
よく暮らしていたと思いますね(笑)
クレジットカードも一応は持っていたんですけど、初めて作った事もあって、いくらまで引き落とせるのか、まるで見当もつかなかったし…
こんな金欠な状態で、どうやってパリの市街地を動き回っていたかというですね…
僕は、通訳兼プロデューサーのステファンさんの勧めで、パリに着いた当日、パリ市内の交通機関乗り放題の定期券を購入したんです。

これがあれば、パリ市街の全ての地下鉄、バス、市電(RERを除く)を、自由に乗り降りできるんです。
いちいち切符を買う必要もないから、とても便利です。
という事は、買い物さえしなければ、一切お金を使わずに取材も観光もできるという訳です。
例えばノートルダム寺院とか、入場料なしで入れるような場所って、結構パリにはいっぱいあるんですよ。
では、食事はどうしていたかというと、アパルトマンで自炊していました。
なんてったって、日本で買ったお米をスーツケースに入れて、パリに持って行きましたから(笑)
えらく高くついた……
(5/14ブログ 「固定観念を打ち破れば、運が開く」 参照)
当然、食事のおかずはパリのスーパーマーケットに買いに出かけるのですが、財布の全財産が20ユーロな訳ですから、買い物も慎重です。
1ユーロ(=98円)の値段の差が、もう死活問題というか(笑)
本当にいつも真剣に倹約を考えていました。
でも、結構そんなのが楽しかったんです。
何でだろ…… 根拠はないんですけど、「絶対何とかなるさ」 って思っている自分がいたりしたんです。
それを笑いながら、ステファンさんに話したら、
「アサノさん、それ大変だよ~ これ、僕の気持ち… 取っておいて」
って、カンパしてくださいました。
ステファンさんの奥様からは、ご自宅にお食事に来るように誘って頂いたり……
本当、人の人情みたいなものが骨身にしみました。
ああいう体験って、あの時あの場所でしかできなかったと思う。
最初、パリにどれだけ滞在するかも、はっきりとは決まってなかったんです。
成果が上がった時に、日本に帰ろうって思っていましたから……
お金を稼がなくては生活できないから、パリで日本人のお客様を、喫茶店とかで鑑定させて頂いたり、スカイプ電話を使って、日本のお客様を電話鑑定させて頂いたりしました。
それで多少のお金は増えましたが、このお金は絶対に無駄に使っちゃいけないって思いましたね。
その後、予想外な展開になって、日本に帰国した訳ですけど、あのパリにいた3週間で、僕は本当に一回りも二回りも大きくなる事ができました。
冒険は人を強くしてくれます。
今でもパリの事を思い出すと、目頭がじんと熱くなります(笑)
多少無茶したっていいんです。
人生の可能性を確かめる為に、思いっきり体当たりでぶつかってみる冒険をした時、未来の扉というのは、意外とたやすく開かれるものかも知れませんよ。